雪の朝のつらら | 冬の景色に気づく瞬間

冬の朝、雪が静かに降り積もる森の風景。幻想的な冬の世界が広がる。

雪の朝に見つけた、小さな輝き

五日前に大雪が降り、外にはまだたくさんの雪が残っています。
それなのに、今朝起きるとまた吹雪いていました。
雪の朝、外は一面真っ白な世界です。

雪が積もっていると、なかなか鶏は外で遊びたがりません。
そのため、「あらら」と一瞬がっかりしました。

でも、ふと別の窓の外に目を向けると、つららが光を反射して輝いていました。
その美しさに、思わず見入ってしまいました。

よく見ると、木の枝から直接伸びているつららもあります。
まるでガラス細工のように繊細で、自然がつくり出した小さな芸術のようです。

雪の朝のつららは、静かな冬の時間を一瞬にして止めてしまいました。

雪の朝、窓の外にできた長いつらら。冬の景色が広がる中、木の枝から伸びた透明な氷が朝日を受けて輝いている。

もしかすると、去年も同じようにできていたのかもしれません。
ただ、私が気づかずに通り過ぎてしまっていただけなのでしょう。

でも、一度目にとまると、それはもうただの風景ではなくなります。
じっと見つめているうちに、その美しさが心にしみ込んできて、先ほどまで感じていた残念な気持ちが、少しずつ和らいでいきました。

「ちょっとした発見で、こんなにも景色の見え方が変わるものなんだな」
そう思った瞬間、自然と笑みがこぼれました。

ほんの少し前までは憂鬱に思っていた雪の朝が、気づけば特別で静かな冬のひとときに変わっていたのです。

外は相変わらず静かで、ときおり雪が枝から落ちる音が聞こえてきます。
つららも、時間とともに少しずつその姿を変えていくのでしょう。

やがて気温が上がれば、静かに溶けてしまいます。
けれど、そのはかなさこそが、冬の美しさなのかもしれません。

外へ出る準備をしながら鶏たちのことを思い浮かべます。
私はこうして雪の中へ駆け出していくのに、鶏たちは雪を嫌がって、今日も小屋の中から出てこないんだろうなぁ。
そう思うと、ちょっとおかしく、また少し残念でもありました。

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