食の安全 - 新鮮な野菜と加工食品の比較。健康的な食生活のための選択。

食の安全とは?知識と実践のポイント

食の安全と利便性

食の安全は、私たちが毎日行う小さな選択や判断に深くかかわっています。

私は日本にいたとき、何度か予定を詰めすぎたり、ずれ込んでランチの時間がなく、ちょっと小腹が空いたときにコンビニに立ち寄ることがありました。
しかし、シンプルなおにぎりでさえ添加物や保存料が入っていて、結局何も買わずに出てくることが何度もあります。

子どもと一緒に学ぶ食の安全

子どもが小さかった頃、スーパーに一緒に行くと、時々自分の欲しいお菓子を買ってほしいと持ってくることがありました。

そこで、「原材料が全部読めて、それが何か説明できたら買っていいよ」と伝えていました。
しかし、お菓子のパッケージには、小学生低学年の子どもには読めないものや、説明できないものがたくさんありました。

そのため、子どもは「この読めないものは何?」と不思議そうに聞きました。
「これは食べ物?」
それらは、ほとんどが添加物や保存料でした。

「これは見た目を良くしたり、長持ちさせるためのもの。でも、本来の食べ物ではないんだよ。」
「知らないうちに体に良くないものを食べてしまうこともある。だから、自分の体は自分で守る意識を持つことが大事。」
「そのためには、食べるものに何が入っているのかを知ること。できるときに原材料を確認する習慣をつけようね。」と言いました。

憧れのキャンディーと自分で選ぶ経験

それでも、やはり子どもです。お菓子は好きですし、皆が食べてるものは欲しがります。

息子が小学5年生のとき、担任の先生がよくできた子どもや何か良いことをした子にご褒美として、銀色の丸いキャンディーをあげることがありました。授業中にそのキャンディーを口にできることは、子どもたちにとって特別なことで、そのキャンディーは憧れの存在になっていました。

ある日、スーパーでそのキャンディーを見つけた息子が、目を輝かせてそれを抱えて走って持ってきました。
彼は原材料は説明できませんでしたが、どうしても欲しい気持ちは強いらしく、自分のお小遣いを使うから買いたいと言い出しました。

彼には自分で貯めているお小遣いがあり、その一部は自分で好きな物を選んで買えることになっていました。
私は原材料を説明して「この中には人工香料やワックス、光沢を出すための着色料が使われていて、それらは体に良くないものだよ」と伝えた上で、「それでも買いたい?」と聞きました。
彼は真剣な顔で「どうしても買いたい」と答えました。

自分の判断と責任

その銀色のキャンディは、原材料を見るまでもなく、見た目からして体に良くないことは明らかでした。
母親としては、そんなものを食べさせたくない、「ダメ!」と言って止めたい気持ちでいっぱいでした。
でも、もしここで私が止めてしまったら、そのキャンディは息子にとって、ますます手に入れたくなる、特別な存在になってしまうかもしれません。

実際、大人でさえ「ダメ」と言われたり、手が届かないものに対して、かえって強く惹かれることがあります。
だからこそ、ここはあえて息子に選ばせて、自分の経験として学ばせることが必要だと感じました。

だとしたら、自分のお金だし、自分の体なのだから、最終的な判断は自分でしていい。ただし、それには責任が伴う——そう伝えました。

「ここでの責任は何だと思う?」と問いかけると、少し間をおいてから「いっぱい食べ過ぎないことと、学校で友達とシェアすること」と答えました。

私の中では、一度にあまり食べ過ぎず、節度を持ってくれさえすれば、これは仕方がないと思っていたので、「友達とシェアする」という考えが出てきたことを少し頼もしく感じました。
そこで「それなら自分で好きなサイズを決めて買いなさい」と伝えると、彼は一番大きなサイズを持ってレジに行きました。

翌日から毎日のように学校に持って行き、友達と分け合っていました。
しかし、1週間ほど経つと変化がありました。
まだ半分ほど残っていたキャンディーを見つめながら、息子はこう言いました。
「もういらない。これは体に良くないから食べたくない。」

憧れのキャンディーが現実になり、自由に食べられるようになって初めて「これは本当に自分が食べたいものなのか」と気づいたようでした。

 自由研究で気づいた食の選択

そして、息子が小学6年生の時、自由研究をお友達と組んで発表することになりました。
そこで、テーマに選んだのは、週に1回学校で食べられるサブウェイのサンドイッチでした。

その学校には毎日お弁当を持っていくのですが、希望者は学期ごとに申し込み・払い込みをすると、毎週金曜日にサンドイッチが配達され、皆で食べられる仕組みになっていました。
8割ほどの子どもが注文しており、息子も楽しみにしていました。

そのサンドイッチが原材料が何で、どうやって作られているかを自由研究のテーマにした、というのです。
それには、びっくりしました。

そこで、理由を聞いてみると、きっかけは、誰かが「来学期はマクドナルドも食べられるように提案したい」と言ったことだったそうです。
それにたいして、別の子が「サブウェイの方が体にいいから」と答えました。
すると、「サブウェイだって体に良くない」という子がいて、そこで、マクドナルドとサブウェイを自由研究に選んで、比べてみようということになったそうです。

食の安全を自分で調べる意義

こうして、息子は自分で調べていく中で、時に驚き、時に落胆しながら私に結果を報告してくれました。
そして、「確かにマクドナルドよりは良いけれど、サブウェイだって体にいいわけではない」という結論にたどり着きました。
おなじく、マクドナルドが好きでそれについて調べた友達も、その内容にショックを受けていたそうです。

その翌学期、息子は「もうサブウェイは注文しない」と自分で決めました。

さらに驚くことに、かつて8割近くの子どもが注文していたそのサンドイッチは、自由研究の発表会の影響もあってか、翌学期には半数以下に減っていたそうです。

この経験を通じて私自身も「知ること」「疑問を持つこと」「選ぶ力を育てること」の大切さを改めて感じました。

食の安全、最初の一歩

「食の安全を意識する」と言っても、すべてを変える必要はありません。
まずは、できることから少しずつ試してみませんか?

今日から始められる簡単な工夫

    • 食品のラベルをチェック(どんな原材料や添加物が入っているか見てみる)
    • シンプルな原材料の食品を選ぶ(例:原材料が「小麦粉・塩・水」だけのうどんを選ぶ)
  • よく食べる加工食品を1つだけ見直す(例:いつも買うパンの成分表をチェックし、別の選択肢を探してみる)
  • 週に1回、なるべく加工されていない食材で料理をしてみる(例:市販の粉末スープを使わず、玉ねぎやにんじんを煮込んだスープを作ってみる)

できそうなことから、少しずつ取り入れてみてくださいね。

買い物のときに気をつけるポイント

    • 原材料が少ないものを選ぶ(シンプルな材料のものほど加工が少ない)
    • 「無添加」「オーガニック」表示に惑わされず、ラベルを確認する(「無添加」でも別の添加物が使われていることがある)
    • 「〇〇エキス」「〇〇調味料」などのあいまいな表記に注意する(本当に必要なものだけが入っているかチェック)
    • 地元の野菜やシンプルな加工品を探してみる(市場や道の駅、ファーマーズマーケットなどで、より自然な食品を手に入れやすい)

食の安全は続けることが大切

すべてを完璧にする必要はありません。できる範囲で続けることが大切です。

無理なく取り入れるコツ

      • 外食のときは気にせず楽しむ!(ストレスを感じるより、おいしく食べることが大事)
      • できるときにだけ意識すればOK(100%無添加やオーガニックを目指さなくても大丈夫)
      • 「1つだけ変える」意識で続けてみる(例えば、市販のお菓子をナッツやドライフルーツに変える)
      • 家での食事は、少しずつ意識する(無理なくできる範囲で取り入れれば十分)

食を楽しみながら安全を意識する

「食の安全」と聞くと、「制限しなきゃ」と思いがちですが、実は楽しいこともたくさんあります。

食の安全を意識すると、こんなメリットも!

      • 素材の味がわかるようになる(シンプルな食材で作ると、素材本来の風味を楽しめる)
      • 体の調子が良くなる(無理なく続けるだけで、気づいたら体が整っていることも)
      • 料理が楽しくなる(添加物を使わないレシピで、新しい味の発見がある)
      • 選ぶ楽しさが増える(「今日はどんなシンプルな食材を選ぼう?」と意識が変わる)

難しいルールに縛られず、できる範囲で意識する
そんなスタンスで、無理なく楽しく食の安全を考えてみませんか?
食を楽しみながら、無理なくできる範囲で意識することが、心と体を整える第一歩です。

食品添加物とは

食の安全のために知っておきたい基礎知識

 基礎知識:食品添加物とは
  • 食品添加物の定義
  • 種類(保存料、甘味料、着色料、酸化防止剤など)
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食の安全を守るポイント

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